EVの自動車税は「1,000cc以下」と同じ
電気自動車は排気量がないため、いちばん小さい「1,000cc以下」の区分で、年額 25,000円 です。大きなSUVのEVでも、軽ではない普通車なら同じ金額です。
計算例:2025年10月に新車登録した bZ4X
上の計算ツールは、トヨタ bZ4X Z(FWD、車両重量1,880kg)を2025年10月に新車で登録した例です。
- 令和8年度(2026年5月):新車登録の翌年度なので、グリーン化特例(軽課)で約75%軽減され 6,500円。
- 重量税:新車購入時に免税だったEVは、初回の車検(2028年10月)も 免税 です。
- 2回目の車検からは本則税率:2,500円 × 4単位(2.0t以下)× 2年分 = 20,000円。
| 年度 | bZ4X(普通車EV) | 日産 サクラ(軽EV) |
|---|---|---|
| 令和7年度(2025年10月登録) | 月割:25,000円×5か月÷12=約10,400円 | 0円(軽は4月1日時点の所有者に課税) |
| 令和8年度(2026年5月) | 6,500円(グリーン化特例) | 2,700円(グリーン化特例) |
| 令和9年度以降 | 25,000円 | 10,800円 |
| 重量税:初回車検(2028年10月) | 免税 | 免税 |
| 重量税:2回目以降の車検 | 20,000円(2年分) | 5,000円(2年分) |
月割額は100円未満を切り捨てた概算です。令和9年度以降も現在の税率が続くと仮定しています。
グリーン化特例は2028年3月まで延長
令和8年度税制改正で、EV・燃料電池車・プラグインハイブリッド車などの自動車税を新車登録の翌年度だけ約75%軽くするグリーン化特例が、2028年3月31日までに登録した車を対象に2年延長されました。軽EVは10,800円 → 2,700円になります。
これからの変更点
- 環境性能割(購入時の税金)は2026年3月31日で廃止されました。
- EV・燃料電池車には、令和10年度以降に新車登録する車から、重量に応じた自動車税が導入される予定です。税率はこれから決まります。すでに乗っている車は対象外の予定です。
- 13年超の重課はEVには適用されません。長く乗っても25,000円のままです。
ガソリン車の1.5Lクラス(30,500円)と比べると、EVは毎年5,500円お得です。充電代とあわせて、トータルの維持費で比べてみてくださいね。
プラグインハイブリッド(PHEV)は?
PHEVはエンジンを持つので、自動車税はエンジン排気量で決まります。例えばRAV4 PHV(2,487cc)は「2,000cc超〜2,500cc」の区分で年43,500円です。ただしグリーン化特例の対象なので、新車登録の翌年度は約75%軽減の11,000円になります。13年超の重課も対象外です。
FAQ
電気自動車の自動車税はいくらですか?
普通車のEVは1,000cc以下と同じ年25,000円です。新車登録の翌年度はグリーン化特例で6,500円になります(2028年3月31日までの登録が対象)。
EVの重量税はいくらですか?
新車購入時に免税だったEVは初回車検も免税です。その後は本則税率で、車両重量1,880kg(2.0t以下)のbZ4Xなら車検ごと20,000円です。
軽EV(日産 サクラ)の税金はいくらですか?
軽自動車税は年10,800円で、新車登録の翌年度だけ2,700円です。重量税は初回車検まで免税、その後は車検ごと5,000円です。
出典(2026年11月5日確認):東京都主税局「自動車税種別割」税率表(2019年10月1日以後の税率);宮城県「自動車税のグリーン化(重課・軽課)」(重課税額);茨城県「自動車税のグリーン化特例(令和8年度)」;国土交通省「継続検査等時における自動車重量税の税額」(2026年5月1日〜2028年4月30日);国税庁 タックスアンサーNo.7192;経済産業省「令和8年度 自動車関係税制改正の概要」;トヨタ自動車 公式車両情報、日産自動車 主要諸元表。