勤続22年で退職金1,200万円を受け取ると、退職所得控除は940万円です。控除後の260万円の半分(130万円)にだけ税金がかかり、所得税66,365円・住民税130,000円を引いた手取りは11,803,635円(税負担率1.6%)です。
更新日:2026年11月5日 / 国税庁 令和8年分 源泉徴収税額表(退職所得)で計算
計算の前提:一般の退職手当等(勤続5年以下は短期退職手当等、役員は特定役員退職手当等)として、その年に受け取る退職金がほかにない場合の概算です。「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出していれば、所得税・住民税は退職金から天引きされて課税関係が終わり、原則として確定申告は不要です。
退職金は「長年の勤労への報酬」として、給与とは別に計算され(分離課税)、税金がとても軽くなるように作られています。
| 退職金 | 課税退職所得 | 税金(所得税+住民税) | 手取り | 税負担率 |
|---|---|---|---|---|
| 700万円 | 0円 | −0円 | 7,000,000円 | 0.0% |
| 950万円 | 50,000円 | −7,552円 | 9,492,448円 | 0.1% |
| 1,200万円 | 1,300,000円 | −196,365円 | 11,803,635円 | 1.6% |
| 1,450万円 | 2,550,000円 | −415,807円 | 14,084,193円 | 2.9% |
| 1,800万円 | 4,300,000円 | −871,582円 | 17,128,418円 | 4.8% |
勤続22年なら9,400,000円まで非課税です。それを超える部分も半分にしか税金がかからないので、税負担率は低く抑えられます。
| 勤続年数 | 退職所得控除 | 税金 | 手取り |
|---|---|---|---|
| 勤続17年 | 6,800,000円 | −425,912円 | 11,574,088円 |
| 勤続20年 | 8,000,000円 | −304,652円 | 11,695,348円 |
| 勤続22年 | 9,400,000円 | −196,365円 | 11,803,635円 |
| 勤続24年 | 10,800,000円 | −90,630円 | 11,909,370円 |
| 勤続27年 | 12,900,000円 | −0円 | 12,000,000円 |
退職所得控除は勤続20年までは1年40万円、20年を超えると1年70万円ずつ増えます。
計算の前提:一般の退職手当等(勤続5年以下は短期退職手当等、役員は特定役員退職手当等)として、その年に受け取る退職金がほかにない場合の概算です。「退職所得の受給に関する申告書」を会社に提出していれば、所得税・住民税は退職金から天引きされて課税関係が終わり、原則として確定申告は不要です。
退職所得控除9,400,000円を引いた残り2,600,000円の1/2(1,300,000円)が課税対象で、所得税66,365円・住民税130,000円がかかり、手取りは11,803,635円です。
勤続22年の退職所得控除額は9,400,000円なので、退職金がこの額以下なら所得税・住民税はかかりません(一般の退職の場合)。
会社に「退職所得の受給に関する申告書」を出していれば、正しい税額が天引きされて課税関係は終わるので、原則として確定申告は不要です。出していない場合は20.42%が天引きされるため、確定申告で精算します。